遠賀霊園普通B区にて、屋外納骨施設への改葬・お墓解体工事

遠賀、鞍手、中間、北九州を中心とした地域にてお墓のお仕事をさせていただいております、共同石材株式会社の中嶋です。遠賀霊園普通B区にて、屋外納骨施設への改葬・お墓解体工事をご依頼いただきました。

遠賀霊園 普通B 洋型4㎡ 屋外納骨施設への改葬・お墓解体工事

遠賀霊園に新しく完成した屋外納骨施設に当選されて、お墓じまいをしたいというお客様からご相談をいただきました。遠賀霊園の集合型屋外納骨施設は今年(令和7年)に完成し、4月から5月まで第一期の申し込みを受け付けていました。

完成直後の屋外納骨施設

最終的には第4期まで建設される予定です。「遠賀霊園の使用者または同じ世帯の人」「遠賀町に住民票がある人」が対象となっており、募集開始の翌年度から50年間は、施設の清掃や修繕などの維持・管理を遠賀霊園が実施します。管理にかかる費用は、すべて使用開始時に支払います。50年間の管理期間が終了したら、ご遺骨はすべて遠賀霊園内に建立予定の合葬墓に改葬されます。遠賀霊園にお墓をお持ちの方がお墓じまいをしてこちらを取得される場合は、費用面での優遇があります。ここ最近は、この屋外納骨施設に当選されて、霊園内の区画をお墓じまいして改葬したいというご相談が多くなっています。

屋外納骨施設について、詳しくはこちらでもご紹介しています >>
遠賀霊園に完成した集合型屋外納骨施設をご紹介!申し込み締め切りは5月13日です

※遠賀町の公式サイトはこちらです >>「集合型屋外納骨施設

 

こちらが今回ご相談いただいたお客様のお墓です。こちらは普通B区画で、規格の洋型のお墓が建てられています。新しい納骨施設の彫刻は町内の石材店でさせていただくことになっており、納骨施設への改葬と彫刻を門前の弊社にとお声かけいただきました。改葬のお手伝いをさせていただいて、これからお墓の解体工事に取り掛かります。

 

お墓本体や法名碑、外柵の囲いの石等を取り外したところです。奥に見えているのが納骨室です。こちらもすべて解体して搬出していきます。

 

外柵もすべて取り外しました。奥のブロックは霊園で設置しているもので、前後で共有しているため、必ず残したままにしておきます。

 

基礎コンクリートをはつって解体しています。小割にして搬出します。

 

基礎コンクリートまで解体して取り除きました。

 

お隣との境を見ると分かりますが、基礎もきちんと取り除いた分、下がっているのが分かります。

 

真砂土で通路と同じ高さまで埋め戻して、表面をきれいにならし、工事完了です。遠賀霊園でのお墓じまいは、どこまでを解体してどこまでを残すのか、区画によっても違いがあります。弊社は長年遠賀霊園でのお墓工事を行っており、そうした詳細も熟知しておりますので、安心してお任せくださいませ。

 

改葬とお墓の解体工事まで、無事に完了しました。このたびは、弊社に改葬やお墓の解体工事をお任せいただきまして、ありがとうございました。今回改葬されたご遺骨は、今後町が50年間管理し、将来建立予定の合葬墓に合葬されることになります。大切にされてきたお墓をしまうことは寂しいことではありますが、お客様にとっては、これまでお参りされていた場所でこれからもお参りを続けられますし、将来的な不安も解消されて安心されていると思います。同様のご依頼は今後もしばらく続くのではないかと思いますが、心置きなくお墓じまいと改葬を進めていただけるように、今後もお手伝いを続けてまいります。

今回お墓じまい・改葬を行った場所の概要、お墓じまいの手続きについてはこちらをご参考ください。
墓地名: 遠賀霊園(遠賀町公式サイト)
墓地の場所: 福岡県遠賀郡遠賀町虫生津1714−1(マップ)
手続きについて: 「改葬許可」(遠賀町公式ページ)