遠賀霊園屋外納骨施設への改葬とお墓じまい工事。ご遺骨の移動、解体工事、プレート彫刻まで
遠賀、鞍手、中間、北九州を中心とした地域にてお墓のお仕事をさせていただいております、共同石材株式会社の中嶋です。遠賀霊園の普通A区画にて、屋外納骨施設への改葬とお墓じまい工事をご依頼いただきました。
※今回工事を行った遠賀霊園は、遠賀町にある公営霊園です。お墓じまい(改葬)を行うには、現在お墓がある市町村での手続きが必要です。遠賀町の場合はこちらを参考になさってください。
遠賀霊園5㎡普通A型 墓石解体工事、屋外納骨施設への改葬
遠賀霊園の屋外納骨施設は、今年の春ごろ第1期が完成しました。その後抽選が行われて、ここ数か月は屋外納骨施設への改葬のお手伝いが増えてきました。今回のお客様も、もともと遠賀霊園内にお墓をお持ちで、改葬と屋外納骨施設のプレート彫刻、お墓の解体工事までをご依頼いただきました。

こちらがお客様のお墓です。父の代に弊社で建立させていただいたお墓でした。遠賀霊園には、芝生墓地、普通A、普通B、自由区画と4種類の区画があり、こちらは和型区画の普通A区になります。すでに魂抜きを済まされてご遺骨の改葬も終わり、手を合わせてお墓の解体工事に取り掛かるところです。

墓石を上から順に撤去して、お墓本体や墓前灯籠などを取り外しました。奥にあるのが納骨室(カロート)です。周りのお墓を傷付けないように、養生の布を敷いて作業しています。

外柵の石を解体しているところです。内側に向かって解体していきます。

石材部分をすべて取り外したら、その下の基礎コンクリートを解体していきます。機械を使って破砕し、小割にしてから搬出します。

この時も、周りのお墓を傷付けないように養生して作業を進めます。小割にした時の破片や粉じんを防ぐためです。

コンクリート殻を撤去しました。遠賀霊園のお墓じまいでは、基礎コンクリートなどもすべて取り除いて完全に更地にした状態で墓地を返還します。基礎を解体したところ、取り除いたところなど、要所要所できちんと写真を撮って、のちほど提出できるように備えます。
通路と同じ高さまで土を入れて埋め戻したら、あとは周りのお掃除をして工事完了です。

こちらが今回改葬された屋外納骨施設です。ひとつひとつがお部屋のようになった区画で、手前のプレート状の蓋石にお名前等を彫刻できます。上から3段までは占有区画1、中ほど2段が占有区画2で、一番下の段、お名前が縦に数名様分彫ってあるのは共有区画です。こちらは他の方と共有する区画で、1柱ずつ納められます。どの区画も遠賀霊園使用者の方には費用面で優遇があります。
彫刻については、ご家名や家紋に加え、「こんな言葉を残したい」といったご希望に応じて、さまざまなパターンからお選びいただけます。基本の字彫りサンプルをご用意していますので、それを参考にご希望に応じて調整いたします。
屋外納骨施設について、詳しくはこちらでもご紹介しています >>
●遠賀霊園に完成した集合型屋外納骨施設をご紹介!申し込み締め切りは5月13日です
●遠賀霊園の集合型屋外納骨施設、字彫りサンプルをご用意しています
※遠賀町の公式サイトはこちらです >>「集合型屋外納骨施設」
今回のお客様は、左側に大きく「静」の言葉、右下にご家名を彫刻しました。お客様は改葬とお墓の解体まで無事終えられて、「一段落しました」とホッとされたご様子でした。このたびは、遠賀霊園でのお墓じまい・改葬を弊社にお手伝いさせていただきましてありがとうございました。
今回は、ここ数か月ご依頼が増えている、遠賀霊園のお墓じまいと屋外納骨施設への改葬のお手伝いの様子をご紹介いたしました。弊社では、遠賀霊園のお墓をお墓じまいして納骨施設へ改葬される場合、ご遺骨の取り出しと納骨施設への改葬、プレートの彫刻、お墓じまいの手続き・解体工事などもすべて一括でお任せいただいております。「何から始めたらいいか分からない」という方も、どうぞ安心してご相談くださいませ。
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●遠賀霊園普通B区にて、屋外納骨施設への改葬・お墓解体工事
●魂抜きから手続きのお手伝い・改葬先への納骨まで、トータルでお墓じまい。遠賀霊園21区



