遠賀、鞍手、中間、北九州を中心とした地域にてお墓のお仕事をさせていただいております、共同石材株式会社の中嶋です。これからこちらのブログで、当店の情報の発信や、施工の様子などのご紹介をして参りたいと思います。よろしくお願いいたします。

初回は、遠賀郡遠賀町の遠賀霊園で、墓相墓のお墓を建てさせていただきましたので、ご紹介いたします!

 

【遠賀郡遠賀町 遠賀霊園 中国産黒龍石1790の五輪塔】

 

今回は、30年ほど前に弊社でお墓をお作りしたお父様が、娘様をご紹介くださいました。このたび娘様のご主人様がお亡くなりになり、お墓を建てるにあたり、遠賀霊園にあるお父様のお墓のお隣がたまたまお墓じまいをされて空き区画となったので、その区画を取得されていました。今回そこへ娘様ご夫婦のお墓を建てたいということで、お父様からお見積もりのご依頼をいただきました。

ご希望としては、お父様のお墓と同じ、五輪塔タイプの墓相墓をご希望でした。工事関係にお詳しいお父様が図面を書いてくださって、「このくらいの寸法で見積もりをお願いします」ということでした。頂いた図面を参考に、弊社で図面を起こし、お見積もりやご提案をさせていただきました。ずいぶん前にご縁あってお墓を建てさせていただいたお客様でしたが、ご希望のご予算等にもお応えすることができ、また弊社で建立させていただけることになりました。

それでは、工事に入ります!

 

こちらが、遠賀霊園の取得されていた墓地です。向かって左隣りがお父様のお墓です。

 

床彫りが終わって、砕石を敷いています。

 

砕石を敷いたあと、プレートランマーで転圧をかけて地盤をしっかりと固めます。しっかりとした基礎工事のためには大切な工程です。

 

配金して、コンクリートを流し込む準備をしています。この鉄筋が、基礎コンクリートの背骨になる部分です。奥の木枠は五輪塔の下にあたる箇所で、通常より大きめに設けた水抜きです。今回はお客様のご希望で墓相墓なので、基礎コンクリートの上は真砂土を入れて仕上げます。そのため、水が溜まらないよう通常より大きめに設計しました。

 

コンクリートを流し込んでいきます。均一になるように注意しながら流し込んでいきます。

 

コンクリートを打ち終わりました。表面をきれいにならして、養生して基礎が完成です。

 

基礎工事が終わり、外壁の石の据え付けや、お墓内部の施工が始まりました。印の部分はステンレス製のL字耐震金具です。石と石が開いたりずれたりすることを防ぎます。中央の4本の石の柱は、この上に設置する五輪塔を支えるための柱です。今回は周りに真砂土を入れて仕上げるため、五輪塔が傾いたりしないようにこうして補強します。

 

全体的にはこのようになっています。右側のブロックは墓誌、中央の対のブロックは拝石のための補強です。通常のお墓と違って上の方にコンクリート等を使用しない墓相墓のお墓は、こうして下で支えて補強しないと将来的に傾いたりしてしまいますので、お墓が完成すると見えなくなってしまう部分ですが、こうしてしっかりと施工する必要があります。合わせて、外壁の石はL字や平面の耐震金具でしっかりと接着します。

その後、真砂土を入れて、五輪塔や墓誌を据え付けたら完成です。

 

完成しました! 左隣りのお父様のお墓と同じような色合いの石をご希望でしたので、今回は中国産の良質な石、黒龍石1790を使用しました。

 

五輪塔のお墓です。凡字の位置やお名前、お墓の形などもお父様のお墓とだいたい同じように仕上げました。水鉢の家紋の金箔も、お父様のお墓と同じです。

 

入り口部分です。階段は一枚石で作成しました。石のつなぎ目がなく見た目もすっきりとしていて、重厚感ある仕上がりです。今回は墓相墓でしたので、全体を真砂土で仕上げています。ご納骨が終わったら、お客様がご自分で大きめの玉石を敷いて仕上げたいとのことでした。

 

完成したお墓をご覧になったお客様には、大変喜んでいただけました。こだわりを持って作られたお墓で、お客様のご希望通りに仕上がっているかな・・・と心配なところもありましたが、「理想通りのお墓になってよかった」とご満足いただけてホッとしました^^

今回は、娘様ご夫婦のお墓をお作りしましたが、お見積もりのご依頼もお父様から頂いて進めました。初めに簡単な寸法等の図面を書いてくださったり、その後も細かなご指示を下さったりと、お父様が娘様ご夫婦のために一生懸命手を尽くされているのがとても印象的でした。そうした想いのこもったお墓を、娘様にもとても喜んでいただけて本当によかったです。たまたまお隣の墓地を取得できたのでお父様のお墓のお隣にお墓を建てることもでき、娘様もとても心強く思っておられるのではないでしょうか。

このたびは、以前お墓を建てさせていただいてからずいぶん時間が経っていたにも関わらず、またお声かけくださってありがとうございました。再び頂けたこのご縁を大切に、今後も末永くお手伝いできればうれしく思います。何かお困りのことなどございましたら、どうぞお気軽にお声かけください^^