遠賀、鞍手、中間、北九州を中心とした地域にてお墓のお仕事をさせていただいております、共同石材株式会社の中嶋です。今回は、遠賀郡芦屋町のお寺様墓地にて、納骨室の改修工事をさせていただいた様子をご紹介します!

 

【納骨室改修工事 遠賀郡芦屋町 お寺様墓地】

 

ホームページをご覧になったお客様からお電話でお問い合わせをいただきました。「ホームページにあるようなお墓のリフォームをしてくれませんか?」というお問い合わせでした。早速お墓のある遠賀郡芦屋町のお寺に伺います。遠賀町にある当店からは、車で20分程度のところにあるお寺様でした。

 

こちらがお客様のお墓です。以前に一度改修もされているようで、きれいなお墓でした。
伝統的な和型のお墓で、納骨室も昔ながらの地下式です。地下と言ってもお墓自体が一段高く作られているので、足元よりも低いわけではないのですが、雨が降ると納骨室の中に水がたまってしまい、一度開けてみた際にはお骨壷も水浸しになっていたそうです。たくさん雨が降るとまた水が入っているのでは・・・といつも気になってしまうそうで、どうしたらいいですか?とお困りでした。

 

当初は今の納骨室のまま水が入らないようにする方法を考えていましたが、色々と確認をしたりお話しを伺ったりしているうち、もしかすると水の侵入はお墓の上からではないのかもしれないと感じました。納骨室の底はモルタル仕上げをしており、内部に水がたまらないようにする水抜き穴が設置されていましたが、水が引いた後には納骨室の底に砂が残っている状態でした。事前にきれいにお掃除もしていたので上からそれほど砂が入ってくるということも考えにくく、水抜き穴からの逆流で水や砂が入ってきていることが考えられました。

お施主様とも納骨室内を確認してお話しした結果、このままの納骨室で浸入対策をするのではなく、地上式の納骨室に変更することをご提案させていただきました。ご説明やお見積もりを差し上げて、当店にお任せいただけることになりました。

 

工事が始まっています。お墓の本体を取り外して、これから古い納骨室を埋める工事を行います。何度も水浸しになってしまったご遺骨は乾燥させたいということで、当日お越しになったお施主様が天日干しをされました。

 

古い納骨室の中を砕石で埋めて、その上に新しく納骨室を作成します。底はモルタルで仕上げ、中央には水抜きの穴も設置しました。奥の壁石には通気口も設けました。手前は納骨室の扉になる部分です。

 

その後、納骨室の天板やお墓の据え付けを終えて、完成です!

以前のお墓は3段になっていましたが、そのうち2段を据え直して使用しました。納骨室など新しくお作りした部分は、色合いの近い石を使用しています。

 

納骨室です。地上式の納骨室になって、水の逆流の心配がなくなりました! 扉には通気口も設けています。以前の地下式の納骨室は前蓋が重くて持ち上げるのが大変でしたが、観音扉式になったので楽に開閉できます。これで、気になるときはいつでも開けて確認することができますね^^

 

内部はこのようになっています。ここまで水が上がってくることはないとは思いますが、お施主様のご希望もあり、念のためにコンクリートの底の上に石の棚を設けました。この上にお骨壷を納めます。標準的なお骨壷であれば、横に4つ、縦にゆっくり3つくらいは納めることができますので、以前の納骨室に比べると少し広くなりました。

 

お墓本体はこの機会にきれいにしました。ほとんど色の取れかけていた家紋等の色の入れ直しも行いました。蝋燭立てなどは新しくお作りしました。

工事の様子もご覧くださったお施主様には、とても安心していただけたようでした。改めてのご納骨の際にはご兄弟の方々もいらっしゃって、「きれいになったね~」と喜んでいただけました! ご遺骨もお施主様自らきれいに天日干しをされてきれいになり、古くなっていたお骨壷も今回新調され、心配だった納骨室もリフォームして、清々しい気持ちですっきりされたと思います。長い間気になっていらっしゃったそうなので、安心できるお墓にリフォームが無事終わって本当によかったです。

今回のお施主様は、いつも大切にお参りされているからこそ、ご遺骨が水浸しになっていることを特に気にされていました。リフォームにあたっても納骨室内の状態はとても心配されていたので、地上式になったことでずいぶん状態は良くなったのですが、さらに通気口も設けて風通しが良くなるように設計しました。もう安心していただいて大丈夫だと思います!! これでご先祖様にもゆっくり安心してお休みいただけますね。いつもお参りされているお客様には、何かと気になることもあるかと思います。今後はどうぞお気軽にお声かけください^^